孫氏の兵法

3月11日以来 日本人の自信は打撃を受けた 得意とする工業製品にしても 数々の部品工場が壊滅したため 製品が作れない事情であった 日本がぐずぐずしている間というのは シェア争いをしてきたライバル国にはチャンスであった 次々と中国 韓国が進出してきた 泣き面に蜂 と言うべきか 最近 韓国とEUの間に自由貿易協定(FTA)が結ばれた EUは人口5億を越す経済圏である そこに関税のない韓国の製品が入ってくれば 関税のかかった高い日本製品が売れなくなるのは明らかである 日本はまたまた大きなシェアを失いそうである
韓国の大統領は民間企業の現代の社長だったと言う 国を会社のように経営して 韓国の産業を守り立て 韓国製品を世界のブランドに仕立てた
水戸黄門の主題歌 “人生 勇気が必要だ くじけりゃ誰かが先に行く 後から来たのに追い越され 泣くのがいやならサー歩け” この歌が今ほど日本に必要なときはないと思う 
ソフトバンク社長の孫正義氏は “俺に あの壊滅して更地になっている土地の10分の1を使わせてくれ 日本を救ってみせる”と豪語していた
この際 日本のビルゲイツのような孫氏に託して見てはどうだろう 民間 出身のイミョンバク氏に対抗することをやるかも知れない できたら それこそ孫子(氏)の兵法である