春の懇親会(4)


紅梅は白梅や薄ピンクの梅に比べると咲くのが遅いのではないかと思われる この公園でも満開に咲いているものは数少なかった
紅梅というと むかし 紀内侍(紀貫之の娘)が紅梅の枝に和歌を結んで梅の木を天皇に献上した鶯宿梅の古事で有名である 
“勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問わば 如何に答えん”
天皇の命令であれば この梅を差し上げますが この梅にとまりにきた鶯に 私の宿は何処に行ったのでしょうと聞かれると どう答えたらいいのでしょうか
天皇は和歌の見事さに 感心して この梅を紀内侍の屋敷に戻したと言う

かなり大きなシロツバキ 私はいまだに サザンカとツバキと区別がつかないがサザンカはもっと寒いときに咲くと思う ”サザンカ サザンカ 咲いた道 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き”