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フランスのサルコジ大統領が来日した 大統領は 福島原発地震には耐えることが出来たが 後の津波で電気系統が破損 原子炉の冷却が出来なかったことが原因で 津波が起こらなければ事故は起こらなかったことに言及した 原発事故のそもそもの原因は水害だった
それから冷却できない炉を冷やすために ヘリコプターによる散水 自衛隊 消防 警察などの散水 さらにコンクリート注入車による散水 とにかく水で冷やせと 1万トンもの水が注がれた その水はどうなってゆくのだろうと思っていたら 原子炉建屋から流れ出たのであろう タービン建屋にたまっていた さらにその水がトレンチと言う坑道のような地下道にも溜まっていた その量は膨大である その水は濃厚な放射能を持っていて これがある限り工事を続けることが出来ないし この水が海に流れ出す危険がある
その水を除くために タンクに入れるのであるが 原発構内には 復水器とか A  B  C  Dのようなタンクがあるが Bのタンクが満タンになっているのでそれをCに移してそしてそれをまたDなどにと 困難を極めている しかも 熱をもった燃料を冷やさなければならないので 水を外から供給しなければならない まるでマッチポンプの連続なのだ
水で始まった事故は 冷やすのに水を頼り その水のため作業が出来なくなり その水の処理で 現在まで お手上げ状態なのだ
東電は終息までかなり長い時間がかかるといっているが 長引けば日本の経済を破綻させるかもしれない 外国でも黙っていられず 世界第2の原発大国フランスと第1のアメリカが動き出した