モミジルコウソウ


これも梅が丘通りでの話である バス停で渋谷行きのバスを待っていた きれいな 見慣れない つる性の赤い花が咲いている バスを待っている人の中に中年の小母さんがいて 赤い花の蔓が 不自然によじれているのが気になるらしく 伸ばして適当になるように柵に絡み付けていた 聞いてみた なんという花ですか? さあ 可愛い花ですが 知りません 

小さな朝顔のような花である 調べて見ると ルコウソウの仲間で モミジルコウソウ(紅葉縷紅草)大変難しい名前がついている 小母さんにも分からなかったのも当然のような気がした 花が本当に緋色できれい 朝顔に似ているののは 同じ ヒルガオ科に属するからである
ついでに 縷紅草の縷とは 縷縷と述べる などに出てくるように 細い糸という意味らしい 紅葉が付かない ルコウソウの葉は細い糸のようだという