順序の間違い

よく言われることであるが 料理をすると 脳が活性化するという 料理は簡単なようでかなり複雑な仕事であるからだ 特に重要なのはその料理する順である あまりコンビニ弁当だけでは飽きるので インスタント料理を買ってくるときがあるが これもレシピをよく読まないでいい加減にやると失敗する たとえばトロミは後からと書いてあるのに最初に入れて失敗などなどである
加齢のせいか 時々この順を間違える よく間違えるのはジャンパーの袖口のボタンをはずさないで 脱いでしまう すると袖口のボタンをはずすのに えらい苦労をするのである
暖房のエアコンはあるのだが これをつけると 頭部だけ温かいのだが 足のほうが寒いので 独立したファンヒーターなるものをつかっている これは床においてあるので足の方は温かい しかし 床を這っているコードに時々躓く 転んだら危ないと思いながら 適当な解決策がないまま使っていた ところがこのヒーターが故障した 何回かコードに躓いているうち コードに無理な力がかかり断線したらしい コードを取り替えることにした ここで 恐ろしい失敗をしてしまった 今までの古いコードをニッパーで切ったときのことである バーンという大きな音とともに閃光が走った うっかりコードを電源から抜くのを忘れたのである この順の間違いは心臓が凍る思いであった コードを持っていた指が痛い みると皮膚が黒く変色している火傷をしたのであった コードをニッパーでショートさせてしまった ニッパーは熱で刃の一部が溶けて使い物にならなくなった
同様な失敗は現職のときやったことがある またやってしまった 現職のときは周囲に人が居るので大怪我をしても 気づいてくれるだろう しかし今度は私一人である 幸い火傷はたいしたものではなく いまはバンドエイドを指に貼ってあるだけであるが よっぽど気をつけないと危ないと感じた