交差点

ついでに六本木交差点のことも述べたい 昔 都電が通っていて 六本木交差点には 渋谷の方から 溜池方面に行く都電と 神谷町 三河台を通り 乃木坂から信濃町方面にゆく都電 が 六本木で 直角に交差していた  かねてから 直角に交差したレールの構造はどうなっていたのであろうと 考えていた もちろん立体交差ではなく 平面交差である 単にレールを90度の交差したのでは 車輪のツバ(車輪が脱線しないように車輪についている鍔)が邪魔になって走れないであろう このようになっていたのではないかと 考えたのが下図の構造である


黒の太い線がレールである 交差部は 車輪のツバが通れるように 隙間が設けてある この隙間は電車が通るときかなりガタピシしたはずである 一般の列車でもレールの継ぎ目の隙間のところでゴットン ゴットンする音を聞くことができた(最近ではこれをなるべく避けるためにロングレールや 斜めつなぎなどの工夫をしているらしい)
ガタピシを避けるためにも 都電はゆっくり走っていた 特に交差部では