ユラユラ馬

kutuzawa2009-02-26


緑道公園内に小さな子供の遊園地があり 滑り台 砂場 バネで揺れる 馬の遊具 がある この馬の遊具はなんというのか知らないが ユラユラ馬 とでも名づけておこう
子供が乗って遊んでいるのはもちろんだが たまに大人の青年なども乗っている 大人が乗ると どうなるのか見ていると 馬の動きが極めてゆっくり になる 青年はじれて体をゆすって見るが 馬は固有の振動しかできない
このユラユラ馬は 大まかに言うと 逆立ち振り子と同じで原理なのである 逆立ち振り子(倒立振り子)は 図のように オモリをつけた 棒定規のような板バネからできていて この振動の周期(1往復の時間)は オモリのルート(√)に比例する だから もしこの逆立ち振り子の周期が 仮に1秒だったとすると オモリを2倍にすると√2=1.4 つまり周期は1.4秒になる 
ユラユラ馬の場合も この青年の体重が子供の3倍だとすると √3=1.73倍になる 4倍なら√4=2倍になる
ユラユラ馬は子供が乗ったとき ちょうどよい速度のゆれが起こるように設計されているので 大人が乗るとゆれが ゆっくり過ぎることになるのです