味(2)

味の価値をわかる人ということで 友達の説を紹介していたら ほかに 味に 価値をよくわからない人がいることを思い出した これは もしかして 現職のとき Nearbridge 氏との会話で 出てたき話だったかもしれない
子供は味がよくわからない 子供に 高級な懐石料理を出しても うまいと思わないだろう 子供には カレーライス か ラーメン を出したほうがよっぽど喜ばれる
これは なにを物語っているかというと 味覚なるものは 学習 経験 により磨かれることを示している 子供は経験が浅いので 味を評価できないのである
グルメ評論家というのは いろいろなものを人一倍たべて 味を磨いた人なのだと思う
外人が 寿司大好きといっている しかし 一昔前は あんな raw fish(生魚)なんか たべてたまるかと 嘯いていたのである
欧米 中国など 今や 生のマグロは 大変な人気である おかげで 日本に来るマグロが不足してきた 世界の人は 生のマグロがおいしいことを学習してしまったのである