巨人

少年漫画にはよく巨人がでてくる　ここで言う巨人は　野球の巨人ではなく　本当に巨大な人のことである　限られ漫画の１こまの画面に　どうして巨人を描いているか　普通の人と巨人を同一画面に描き　その対比によって大きさを表す　では　巨人そのものが一人でいるときは対比するものが無いので　１人でも巨人とわかる方法を使う必要がある　それには体をたくましく巨大に見えるように描くのはもちろんであるが　頭や顔を小さく描く必要がある
私も試しに描いてみた事があるが　体も頭も大きく書くと　巨人には見えない　ナマハゲのように顔を大きく書くと　子供の鬼のようになってしまった
これは頭や顔のサイズは　大きな人でも小さな人でもほぼ一定だからであろう　
マイケル　クライトンという作家がいる　アンドロメダ病原体　ジェラシック　パーク　ライジングサン　などの映画にもなった小説で有名なほか　医学博士の彼は　ER緊急救命室などのテレビドラマを作った　その彼に　雑誌記者がインタビュウをしたときの彼の印象をこう述べている　物凄く長身の体に　とても小さな顔がのっていた　しかし　これは　彼は顔が小さいのではなく　体が大きいので　相対的のそのように見えたのであろう
よく　日本人は顔が大きく　外人は顔が小さい　などといわれるが　日本人は体が小さく外人は大きいので　そのように見えると言う方が　正しく伝えていると思う