自転車

公園が整備されて　公園が広く見える　それは　自転車しか通れない車道と公園の散歩道がルーズに接続されていて　車道までが公園の敷地のように見えるからである　これはよかったのであるが　困った事もできた　自転車が公園内を走り出したのだ　これはでは　せっかくの散歩道も　のんびりとした気分では歩けない　誰かが苦情を区に出したのだろう　しばらくして　“ここは遊歩道で自転車の人は降りて自転車を押して歩いてください”という　看板が数箇所にでた　この看板は最初　車道と公園の境においてあったが　無視されて　相変わらず自転車で公園内を走るものがいた　それで　ついに公園の通り道の真ん中に立てるようになった　しかしである　それでもまだ　無視して公園内を自転車で通る人は　後を絶たない　並行して自転車道があるにもかかわらずである　
私としては　看板が出てない前は　自転車が通っても仕方が無いと　あまり気にしなかったが　看板が出ても　堂々と違反している人には　腹が立つのである　なんとずうずうしいなど　と　精神的によくない　これは　注意すれば　逆切れを起こされて　危険なので黙っている他無い自分にも　腹が立っているのかもしれない　看板が出たおかげで　自転車は少なくなったのに　規則など　なんとも思っていない違反者のため　気分がよくないとは　皮肉なものである