草花? 雑草?6

今まで “草花?雑草?”という題で書いてきたが とりあげた草は オニノゲシ ノゲシ ハルジオン オニタビラコ タンポポ 気が付けばこれらは皆 キク科の草本であった キク科がどうして雑草的に強いのか どうも一つは 花の構造にあると思う 一つの花のように見える 菊の花は 多くの小さな花の集合体である だから一つの花から 無数の種ができる また 種ができるまでが非常に速く 大方の植物が 春に花が咲いて 秋に実ができるというように 結実まで多くの時間がかかるのに その場ですぐ結実してしまう感じである 商業で言うと 効率 回転率 が極めて高いのだ
公園を歩いていると ノゲシタンポポと同じように タンポポより小さな綿毛の種子をつけていた やっぱりと思った  少し前に あまりにも繁殖力が旺盛で問題になった セイタカアワダチソウなどもキク科であった キク科恐るべし