絶叫マシン

進む速さが変化したり 方向が変化したり つまり速度が変化する(加速度を生じる)とき 人は違和感や スリルを感じ その速度の変化が烈しいとき 恐怖感を感じるようになる 遊園地などにある 絶叫マシンといわれているものは 皆速度を変化させてスリルをつくっている テーカップのような比較的おとなしい乗り物も 回転により方向を急に変えて速度を変化させている ジェットコースターは急に降りたり上がったりする
六本木のドンキホーテの屋上にハーフパイプと同じような絶叫マシンを設備しようとして付近住民の反対に合ってやめになったがマシンはまだ屋上に残っているようだ 広告塔の役目をしていると思う

何年か前 図のような振り子に船をつけた絶叫マシンに乗ったことがあった 船が左右に振り子のように振られるのであるが 一番左のとことは速度が0であるが 右に行くにつれて速度が増す 真ん中で 最も速く 真ん中の点Oを過ぎて右行くにつれて速度が遅くなり 最右でいったん止まり 今度は逆に行く 短時間の間に速度の大きさと方向が 頻繁に変わる 大変なスリルと胃の辺が痛くなるような恐怖感があった もうやめてくれと思ったが マシンは料金分だけ往復運動しないと止まらなかった
(参考) 本文は速度で説明しているが 加速度について言うと 力と加速度は比例するので 左右端が加速度が一番大きく 真ん中では加速度が0になる