ロゼット

kutuzawa2006-01-11

小学館の植物図鑑によると 野の草の中にはロゼットという形で冬を越すものがあるという Rosette を辞書で調べると Rose を語源としている単語で バラ状の飾りなどを言うものらしい 植物では 地面に張り付くように 放射状に広がった葉を言う 放射状に広がった形がバラの花を思わせるのでこのように言われるのであろう
これは太陽光を受けやすいように ひろがって なお 風や寒さにも耐える姿勢だという
なるほど 茎から空中に出ているより 風が吹いても 倒れることもなく 地面についていれば 地面からの熱も受けられる (地面は大きいので熱容量が大きく 温度の変化が鈍く 又黒いので よく太陽熱を吸収すると考えられる) 又地面は水分を含んでいるので乾燥を防ぐこともできる
公園内を歩いて ロゼットらしいものを写真に撮った ただ 残念なのは 素人の悲しさ なんという植物のロゼットなのかよくわからない
上の写真は茎のある植物が茎を立てないで 葉を広げたもの 下の写真は もともと茎が無いものらしいが 葉がべったりと地面についている