落花と落葉

旅行記をかいているうち すっかり秋になってしまった 今 紅葉の季節で テレビでは連日のように 京都などのもみじの名勝を映し出して紹介している 旅へのいざないというより 紅葉見物に行かなくとも テレビで見られますという感じだ 秋はそこはかとなく 寂しくって 詩的 ロマンティック好きな人が多い
私の場合 好きになれなかった 持病の喘息がこのころ出てくるからである 喘息の発作が出てくると 気管が狭くなり 呼吸困難 大変苦しく 経験した人でないとその苦しさはわからない ところが近頃 ステロイド剤の吸入器ができて これを朝晩1回ずつ 吸入することにより 発作を未然に防ぐことができるようになった
私にも秋をエンジョイできるようになった でも昔のトラウマで 落花 と 落葉 とどちらがいいか ときかれれば もちろん落花である 落花も それとなく寂しさがあるが どこと無く ハッピーな気分があるが 落葉の寂しさは 暗いイメージがある
 落葉
 同じ場所での落花
紅葉も花も 今までの緑に変わり 違った赤などの色で 人の目を楽しませてくれると言う点では共通である