帰りの飛行機

空港でガイドと別れて 構内に入った 搭乗まで時間があったので 中をぶらぶらしてみた 国際空港であるから いろいろな物を売っている クルージングでのんだ林檎の紅茶がうまかった このティーバッグらしいのを見つけて買い込んだ 
飛行機に搭乗 満席であった 隣は他のツアー客の青年が乗っていて 食事がバイキング方式なのでついつい食べ過ぎてしまいました などと話していた
飛行機は行きより 帰りの方が 早く着く これは 帰りは疲れが出て 寝てしまっていることが多いという 心理的 肉体的な理由の他に 実際に 1時間ほど早く着くのである
理由は ジェット気流という強い風が高空に 西から東に吹いているためである
飛行機が西から東に向かうとき(トルコから成田) 飛行機の高度を上げて このジェット気流に飛行機が載るようにする すると ジェット気流の速さがプラスされて速くなる
反対に東から西のときは この強いジェット気流をまともに受けると 飛行機がかなり遅くなってしまうのであるが まともに受けることを避けて 飛行機の高度を下げて飛行しているのである つまりジェット気流の下を航行していることになる
そんなわけで とにかく 成田に日本時間9月26日11時25分に着いた
(参考) もしかして みなさんの中の誰かが 西から東の場合 飛行機の動く方向と 地球の動く方向が逆 つまり飛行機は右へ 地面は左へ行くために速く着く と考えている人がいるとすると これは間違いです なぜなら これが事実なら 飛行機は その場に浮かんでさえいれば 地球が回って 東の地点に着いてしまうからです 
慣性の法則がありますから 飛行機が自力で動かない限り 同じ地面のところにいます
そんなことは わかっています ですって! すいません 老婆心 いや 老爺心でした