現代の衝撃

一人暮らしの老人を狙った 悪質なリホーム会社のことが連日のように報道されている その前はやはり そのような老人を狙った悪質訪問販売のことが報じられていた
あるコメンテーターはなぜこのようなことが頻繁に起こるのかに対して 一人暮らしの老人は話し相手を求めていて 若い人が訪れて 親切そうに話したり 自分の話を聞いてもらったりすると 頼りに感じてつい策略に乗ってしまいやすい
つまり老人は外界とのコミュニケーションが少ないのだ そのためにさびしく感じる と言って 外出して倶楽部のようなところに行くのも億劫なのだ
家にいても外界とコミュニケーションができるものがある パソコンのメールとインターネットである (テレビは一方的で駄目 電話は聞き取りにかなり疲れる)
nearbridge氏が言っていたのだが 若い人はスポーツをすればいいし 老人はパソコンをするのがいい パソコンは老人にとって 車椅子ででも使えて もっともよい友達になるはずだ
しかしこれは老人がパソコンを使いこなしたときの話である 多くの老人はパソコンとは無縁である 最近小学校時代の同窓会があった 集まったのはたった6人であった どうやらこの年(79歳)で物好きにパソコンをやっているのは私一人のようだった これは残念なことだ
わたくしのBlogなど 思い出が共通する彼らに 一番読んでもらいたいのだ あの時はそうだったねと コメントのやりとりができたらと思うのである
かなり前に 未来学者 アルビン トフラー が書いた本 未来の衝撃 がある 科学技術の発展の速度が速すぎて老人たちがついてゆけなくなる話だ 今やこのことは現実になりつつある かく言う私も携帯を持っていない 私も未来(今や現代)の衝撃を受けている一人なのだろう