はと

kutuzawa2005-04-22

待ち合せ場所の雷門で 友達を待っていると 貼り紙が目に入ってきた ハトにえさをやらないでくれという やはりここでもかと思う
昔はどうだったかを思い出してみた 私が習った教科書のはじめは ハナ ハト マメ マス で1ページは桜の花の絵 2ページ目は 筒袖の絣の着物を着た男の子が豆が入っている枡を小脇に抱えてハトに豆をまいている絵であったと思う
 唱歌にも  ぽっぽっぽ はとぽっぽ
       豆がほしいか そら やるぞ
       みんなで 仲良く食べに来い
このようにハトにはえさをやっていて それをすすめているようなことが書いてあった
浅草寺にはハトのための豆売りのお婆さんがいて 手ぬぐいで姉さんかぶりをして まめを売っていたのを思い出す 私も買ってハトに与えたことがある いっせいにハトが私の周りを取り囲む これは信濃善光寺でも同じ光景に出会った
あの お婆さんたちはどうなったのであろう

不思議なのは 豆などをやって育てていたにもかかわらず ハトの数がほぼ一定に保たれていたのはなぜなのだろう 現代との違いがどこにあったのだろう