死んでしまえば

仙台の繁華街のアーケードをトラックが暴走して 6人を撥ね 3人が死亡してしまった
犯人は時速50kmの速度を緩めることもなく ブレーキも踏んだ様子もなかった 他の車に衝突して止まった後 交番に飛び込んだ 理由は自殺したかった 警察では厳しく背後の理由を聞いている まったくひどい話だ
彼に理由をいくらきいても 今のところ 自殺したかった と言うだけ
私見なのだが これが彼のすべての理由でないか と思う
死んでしまえば 何人殺そうとも どんな悪いことをしようとも 無感覚 無意識になるのでわからなくなる
これは 大勢の児童を殺傷した宅間守の考えと似ているのではないか 彼は言った 反省などしてない もっと殺せばよかった はやく死刑にしてくれ
おそらく彼の頭には よいことをしようと 悪いことをしようと 死んでしまえば すべてが虚無になる 宅間守 と言う殺人鬼は何も存在しない虚無だけがある だからはやく死刑にしてくれ
死んだ後も 魂と言う命が続くと考えて 罪のない多数の犠牲者を巻き込んでしまう 自爆テロも怖いが 死んだ後無意識になるのだからと いっそ大勢の人を巻き込んで 死ぬことを考えている人も同様に大変な恐怖の存在である