ペーパーレス時代

パソコンが普及し始めたころ よく言われたことが いよいよペーパーレス時代の到来かなどと言われていた それまでは 会社や学校の記録は書類に記載することで保たれていた 会社員の主な仕事と言えばこの記録づくりや計算書 契約書の製作であった 
これをパソコンに仕事をさせて記録もパソコンの記憶装置にしまっておく やがて紙に役割は終わりを告げる ところが実際にパソコンの時代になってみると紙の用途はかえって増えてきた これは実際にどうしてか 自分でパソコンを使ってみてわかったのだがプリンターが便利なことだった 何かの記事を役に立つかもしれないとプリントアウトしてしまう おそらくこれは一般的な社会現象だったのだろう 紙の用途はプリント用紙の増加という形で増えていった
ところがNHKニュースによると 日本製紙は製紙工程の一部をシャットダウン 中越パルプも工場の一部をストップせざるを得ないという 製紙工場の大手が2%のカットダウンに追い込まれているらしい これは多くの人が新聞や本や雑誌をスマートホンやタブレットで読み 各会社も本格的にペーパーレスのシステムを採用してきたからだという
一時は時代が変わっても紙に需要は減らないと思われたが これは過渡的な現象で(この現象はかなり長く続いたが)いよいよ新時代の到来を思わせる 写真のフイルム工場が別の新しいものを作って成功しているように紙の工場の新製品に期待したい