水辺のホトトギス


少し前の写真で 今は花が萎れている ユリ科の花で ホトトギス 一般的に ホトトギスというと 鳥の方が有名である 花はこの鳥のホトトギスの羽毛に似ていることから付けられたものらしい 写真が小さくてよく分からないかもしれませんが 花弁に紫の点々がある
ホトトギス (不如帰)という徳富蘆花の小説も有名である さすがに古い私でも よく知らない明治時代の小説である 劇団の新生新派のあたり芝居で 結核になった主人公の浪子が夫の武雄に云うセリフが有名である ”人間は何故死ぬんでしょうね”
これを後から 落語家が ”それは死なないと地球上にいっぱいになってしまうからですよ” などと演じていた