EU離脱

英国の国民投票が終わった 結果は 日本をはじめとして 世界が期待したようなものではなかった 大方の世界諸国は 英国はEUに残るだろうと楽観視していた 世界経済は不安定で 今 大きな影響を与えてしまうチェンジを望んでいなかったと思う 事前の世論調査もわずかであるが残留派が勝っていた それがふたを開けると離脱派の勝利 何たることと 日本の株価は1000円の下落 円も一時99円まで上がった 英国民に恨みを言ってもしょうがないが お付き合いしている国のことも考えてくれよと言いたい
国民投票の結果をみると 地域により 分かれていた イングランド地区は離脱派が多く スコットランド地区は残留派が多い スコットランドはまえに 自分たちで英国から独立しようと投票をやったところだ 幸い独立派が負けてスコットランドの独立はなくなったが この機会を利用して スコットランドのリーダーは2回目の投票をやり英国から独立して自分たちだけはEUに残るという運動を計画しているという
こうなると大英帝国は分裂してユニオンジャックの旗も変わるかもしれない
分離派の主張は 嘗ては7つの海を支配してきたあの偉大な大英帝国が 自分たちの意思でことを決められないでEUの規律のもとに動かざるを得ない これは耐え難い屈辱だ そして毎年雲霞のように押し寄せる難民に苦しんでいるなどと言っているが キャメロン首相が言っているように 経済面のマイナスもあり 独立によって得られる利点は残留より少ないように見える やはり独立は間違った選択だったということにならなるかもしれないのだ 
そもそもEUの成り立ちは2度の世界大戦を経験した欧州が戦争をしないようにと考えて創設したものではなかったのか
今度の結果は 英国民のもう耐えれない うんざり などという感情が理性を上回ったものと考えている