注文ベル


食堂という言葉はあまり使われなくなったが レストラン 蕎麦屋 寿司屋 トンカツ屋 天ぷらや まあ なんでもいいが 食べ物屋に行って自分の食欲 財布の状態 でメニューをみて注文するのであるが 前は 入るとすぐ ウエーターやウェートレスがお盆に水を持ってきて その時 同時に注文を聞くことが多かった 慌ててメニューをみて注文すると もっといいものが後から発見して これを注文すべきだったと思うことがある 
また ゆっくり決めますからといって ウエーターに水だけおいて行ってもらうと 今度はなかなか来てくれない 大きな声を出して呼べばいいのだが これもなんとなく格好が悪い ウエーターと目があえば合図すれればいいのだが どういうことか 目がなかなか合わない 
これを解決してくれるのが注文ベルである ベルは機械だから いくら待たせても遠慮はいらないゆっくりメニューを見て決めればいい ウエーターは何番のテーブルで呼んでいるのかすぐわかるので ほどなく来てくれる 最初は人不足で手抜きをやっているように感じたのだが これはなかなか優れたものであることがわかった
写真は近所のバーミアンという中華料理店の注文ベル