いわし雲


数日前の午前中 空を見上げると秋の雲と言われている いわし雲が見事に全天を覆っていた 暑いとか雨が多すぎるとかブツクサ言っていたが 秋が確実に到来していたのだ いわし雲は形の微妙な変化によって さば雲 うろこ雲 などと言われているらしいがアバウトな私としてはどちらでもいいような気がする
どうしてあの不思議な模様ができるのかと調べてみると ベナール対流が起こっているためという そんなことを言ってもベナール対流とは一体なんぞやということになる これがよく見かけるのは味噌汁をしばらくそのままにしておくと幾つかのモヤモヤした塊ができていることがある これは味噌汁が表面の冷たい空気にあたり冷やされて重くなり沈み下にある温かい液体が上ってくる つまり 対流が起こる 部分にわかれて幾つかの対流が起こるので モヤモヤした模様になった見える なるほど かなりの上空で 下の温かい空気と上の冷たい空気とでいくもの小さな対流が起こり小さな雲がたくさんできるが これが全体的に流されているうちに連なってあの特有の縞模様ができるという
ではなぜ今の季節に起こりやすいのかというと 秋には冷たい空気が天上に侵入してくることが多くなるからでしょうか?