暑い夏

日本の夏は変わってしまった 34度35度の猛暑日が続き30度は涼しい日に属してしまった ニュースで見ると最高に暑いのは 地方の小都市が多いが これらの小都市は夜は温度が下がり熱帯夜ではない 東京は夜になっても暑くて熱帯夜が続いている 人間の体はエンジンと同じ様に 排熱しなければ機能しない 気温が体温と同じになると原理的に排熱ができなくなる だから盛んに汗を出して汗の蒸発熱として排熱するしかない クーラーをつけていればいいのだが 寝ているときは切る習慣なので 汗をびっしょりかきながら寝ていることになる 汗をかくことが鈍くなっている老人が熱中症で倒れるのは理解できる
日本だけでなく世界が変わりつつあるようである 大洪水 竜巻の頻発 大かんばつ ロシアでさえ暑い日が続き バッタが大量に発生 穀物を食い荒らす
テレビのお天気キャスター アマタツ が 2100年の日本の夏の予見をしていた このままでいくと東京の夏の気温の最高値は44度であるそうな 気温の変化は徐々に進むのであまり切実に考えていない人が多いと思うが 実を言うと気候変動による災害で死ぬ人の数は 戦争などで死ぬ人の数より総数が多いのではないかと思う