牛丼

NHK world newsによると 安くて美味しいサラリーマンの味方 牛丼が前のように気軽に食べられなくなるかもしれないという
原因は牛肉の品不足だという なぜこのような事態になったのかと言うと 超大国 中国の牛肉の爆買いである 中国では元来豚肉を食べるのが普通であったが 最近 富裕層が増えて牛肉の需要が伸び それにつれて一般人もよく牛肉を食べるようになり アメリカやオーストラリアからの輸入が爆発的に増えた おかげで 牛丼用の肉も以前の安い値段では輸入が難しくなって来たという これは単に牛肉だけの問題でなく 大豆 も中国の爆買いにより値が高騰しているという 大豆は色々な食品の原料となるので これも大問題だという つまり膨大な人口を抱える中国が動けば世界経済が振り回されるということらしい
しかし私は これは いいころもあると思っている 例えば 今 TPP問題で日本とアメリカが調停に四苦八苦しているが もし アメリカの牛肉が高騰して日本の肉との差があまりなくなれば TPP交渉はもっと容易に進むであろう この点 中国の爆買いが 世界の物価の平均化を促していることになると思う