文学の小路


在職中と言っても 定年になってから約30年が経っているので かなり昔の話になる 夏休みの行事に 社会科の見学旅行というのがあり 毎年京都や奈良の古都を訪れていた 引率のK先生から同行してもいいよとのお誘いがあり ご一緒させていただいた
お蔭で一般的には行かないような由緒ある所を見ることができた その中で もう どこを歩いたのか忘れたが 哲学の道 がある なんでも哲学者の西田幾多郎が思索にふけりながら歩いていたという 細い水路に沿っている静かなちょっと寂しい感じの美しい道であったと思う
おそらく このことを真似たのだろ 緑道公園に 文学の小路 がある
代田川は川であったので ところどころ橋が架かっていた 橋の名は 鶴ヶ丘橋 今は橋の名板だけが残されていて 道路が緑道公園を横切る形になっている この 文学の小路 の碑は 前に書いた斎藤茂吉の歌碑のすぐ横にある 鶴ヶ丘橋の対岸には 萩原朔太郎 の銘板がある この天才詩人もこの近所に住んでいたのである
http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20130126

だから 文学の小路 にしたのであろう