ワールドカップ

近頃 世界ではいろいろな事件が次から次へと起こって 感想もいろいろとあるのだが FIFAのワールドカップの開催が目睫の間に迫ってきた ところが開催地ブラジルではその試合が行われる主要都市で サッカー反対のデモが起こっているという デモ隊の主張は こうだ サッカーのゲームのドームの建設などに膨大な資金が使われている ワールドカップをやめて 代わりに 教育 インフラの整備 福祉にその金を回せ
デモ隊は本気でそのようなことができると思っているのだろうか ワールドカップは ブラジルが引き受けて世界に開催地となることを約束したのだ デモをやるなら開催地が決まる前にやるべきなのだ 世界に対しての責任をどう考えているのだろう 開催地を直前になって辞めたら ブラジルの世界の信用はゼロになるだろう
テレビに映し出されるデモの状況は タイヤを燃やしたり ごみの山を築いて妨害したり さらに商店に押し入って 液晶テレビやレコーダーを略樽していた 彼らの目的がこれだったのかと考えたくなってしまう 貧富の差が激しく やりどころのない怒りが大衆を駆り立ててのだという しかし略奪は犯罪なのだ 衆愚と言わざるを得ない