列車事故

スペインで高速鉄道が脱線転覆80人近い乗客が犠牲になるという大参事になった これは 運転手が80Kで走らなければならい急カーブのところを190Kという倍以上の速度で通過したことにある
これは前に起こったJR西日本福知山線で起こった事故と極めて似ている この事故にはBlogを書いたことがある
http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20050427
2005年の出来事だからもう8年も前の話である
自転車でカーブを曲がるとき 遠心力が働き 曲がる円の外側に引き飛ばされてしまうので乗っている人は体を円の内側に倒して 飛ばされるのを防いでいる これはスピードスケートでも同じで カーブを猛スピードで曲がるためその遠心力は強大で スケーターは  ほとんど 倒れそうになるまで体を斜めにしている
鉄道の場合 カーブの内側のレールは低く外側のレールは高くして列車が内側に傾くように設計して 遠心力で列車が外側に飛ばされるのを防いでいる
自転車の場合は急カーブを スピードを上げて曲がろうとするとき上体をより傾けて強くなった遠心力に対抗できる
しかし列車の場合は 傾きが固定されているので 猛スピードで曲がるとき 強くなった遠心力に対抗ができず レールから 車両の内側の車輪が浮き上がり片輪走行となり 脱線転覆ということになる
日本の場合もスペインン場合もカーブに差しかかったときの自働減速装置が働いていなかったのも同じだ