森光子さん

昨年は有名俳優 女優がたくさん亡くなってしまった その中で森光子が亡くなったのは少し驚いた 彼女は長い間 年齢の割には若いといわれている代表的な人であった 毎日 欠かさず行う数多くのスクワット 健康管理もしっかりしていた 銀幕はもとよりテレビに芝居に活躍していた とくに 芝居での 放浪記 は2000回以上の公演を数えた 同じものをそんなに演じるのは 私から考えると 良く飽きないものだなー などと考えてしまう しかし 役者としては何よりも観客の喝采が嬉しいはずである 同じものを演じても観客を動員できる これは大変な力量で幸運なことだと思う 芸能界では 所謂 一発や といわれている人がある 面白いギャグを考えて 一時テレビ界の寵児となっても 聴衆はすぐに飽きてしまい その芸能人もいつの間にか忘れ去られてしまう これを防ぐため 常に次の面白いことを考えなくてならい これは大変な苦しみだろう 
森光子が 当たり役の 放浪記 を演じれば お客さんが来てくれるのと比べると大変な違いである 改めて彼女の女優としての優れたものを認識せざるを得ない このまま行けば100歳まで生きるのではないか?と思っていたが テレビで空ろな表情が現れておかしいとおもっていたら それから間もなく亡くなった感じである
私は 彼女より数年若いのであるが 死に向かう行程はだんだん衰えて行き やがて最後が来ると思っていた とかろが 体力の衰えは ジョジョに進むのではなく 階段的にガクット落ちて その状態で安定がしばらく続く そしてまたガクット落ちるように進むのではないか そして最後のガクリで終わりになると考えるようになった
今度の 事故 と 悪性の風邪 を経験した結果の推論である