事故(3)

いつだったか NHHのクローズアップ現代で ロコモティヴ シンドロームという病気を紹介していた ロコモティヴというのは学生のとき Locomotive Engine(機関車)という語で覚えていた 機関車のように力が余りすぎる病気なのか? へんだな?と思っていたら 機関車は他の車両を牽引して移動させる力を持っている つまり移動する能力が病気になるというのが ロコモティヴ シンドロームということらしい
広尾病院から帰されてから やはり全身の力が抜けた感じで しばらくしてから床に入った 後から胸の骨の1部が痛い 倒れたとき打ち付けたのだろう 疲れているのでまもなく寝ることができたが 夜中尿意を催して目が覚めた トイレに行くために起き上がろうとしたが これができなかった 何とか起き上がろうとしたが もがくだけで どうにもならない 催す尿意と 起き上がれないことで これは地獄のような苦しみである 周囲のものにつかまって起き上がったが前にツンノメッタ 額をぶつけて2次災害になるのか? 幸いにぶつけた額はさほどの打撃で無かった でも必死に物につかまり起き上がり トイレに着いたが そのときが限界であった 恥ずかしいことに ついに下着をぬらしてしまったのだ
翌日 家内が尿漏れパンツというものを買ってきてくれた 
ついに一人では動くことが難しい ロコモティヴになってしまったのかと思っていたら そんなことが2,3日続いた後 自力で何とか起き上がれるようになった つまり 転倒したとき何とか衝撃を弱めようと全身の筋肉でがんばったのだろ そのため過剰な負担が筋肉にかかり萎えてしまったということらしい 徐々に回復して本格的なロコモにならずにすみそうである