青と緑


英語の熟語に give the green light というのがある 直訳すると 青信号を与える 転じて ××してもいいよ と許可を出すという意味である 
英米では 交通信号は 赤 黄 緑 なのだ 日本では 赤 黄 青 である 青信号のことを緑信号とは言わない 信号を見ると 青信号といっても 青空のような完全な青でなく 青緑のような色だ だから緑信号といっても良いかもしれない
日本では 青と緑をあまり区別してないような気がする 青果店というと 野菜(緑色)と果物を売る店である 青々とした野菜 人間いたるところに青山あり などという 青山とは緑の植物の生えた山で この句では墳墓に適した場所である 何処に言っても死に場所はあるのだから広い世界に出なさい 現代の青年にも聞かせたい句である
今は 交通信号はほとんどが LED になっているが これは青色のLEDが発明されたからだ 緑のLEDならとうの昔(私が現職に時からあったと思う)から発明されていたので この緑LEDを使えば もっと早く利用できただろう 青色LEDは長い間発明されずに 困難を極めて 作れなかった 日本の中村修二氏がこれを始めて作るのに成功 1時ノーベル賞ものと騒がれた 上の写真は日本の青信号 下の写真は 緑のLED を使った駐車場の看板

残念ながら 肉眼では明らかに 青と区別できるが写真では あまりはっきりしない