東京駅

本当に古い記憶なので 確かなのかといわれると自信が無いが 私が尋常小学校で習った読み方(国語)の教科書は ハナ ハト教科書というもので ハナという単語とサクラの花の絵が描いてあるものが1頁 つぎは マメ マス ミノカサ カラカサと続く
この教科書の巻きの3か4に 
大日本 大日本 われら くにたみ(国民)九千万を 云々 という詩の形態をとった文が出てきた この詩はかなり古いものらしく母も知っていて ただし くにたみ 八千万であったという この詩も絵入りで 日本の誇り 東京駅の絵が描いてあったと記憶している
もちろん東京駅の絵は創立時代のもので 東京に出てきたとき本物を見たわけだが 大変立派な壮大なもので丸いドームなどが記憶に残っている 太平洋戦争で空襲にあい 天井などが焼け落ちてしまった 急遽復旧した東京駅には 丸いドームなくなっていて多角形の屋根がついていた この形の東京駅も長い間 続いたのでなくなってみると懐かしく思う人もいるだろう
今東京駅が新しく復旧して 創立時代の姿に戻ったという テレビのニュースでその姿を度々映してくれる 丸いドームは再現されていた 今度実際に見て見たいと思っているが 外出が少なくなってしまった近頃ではいつのことやら
(PS)私の小学校時代 日本の人口は9000万であったが 戦争中は 出征兵士を送る歌 というのがあり “たたえて送る1億の 歓呼は高く天をつく” と言う1節から1億になっていたことがわかる これが今では1億2千万 になったが 50年後は 8千万になるという