iPad2(電子ブック2)


さて何から読んでいいのやら 夢野久作の ドグラ マグラ というのがある 妙な名前の小説である これは 日本の3大奇書といわれている本で 選ぶ人によって 3大奇書は違うが どの選択にも必ずといってよいくらい入っている本である 当時の私は読むつもりでいたが つい 読めなかったものである 
青空文庫から ドグラマグラ を選出して画面を出すと これをダウンロードして読むか または HTML 形式で読むか聞いてくる HTML 形式とは ホームページを読む形態と同じだ 私はこの方式で読むことにした HTML形式は 文章が横書きである 理科系の本がほとんど横書きなのと インターネットも横書きなので 横書きには慣れているのでこれにしたのだ インターネットと同じなので 読むに当たって登録などの面倒な手続きがいらない
さて ドグラマグラであるが これを読んでいると気が変になる といわれているだけあって 話の内容が奇奇怪怪である それに文章の過剰な冗長さにびっくりする まるで精神分析科学の学術書のようだ 学説の正否は別として 大正時代すでにこれだけの精神科学が発達していたことに驚かされる 話は最後まで 実際はどうなのだと疑問が続いてゆく
読書力の衰えた私は3日間かかかってやっと読み終えた