ノーベル平和賞

今年のノーベル賞では 日本のiPS細胞の中山伸弥氏 青色発光ダイオード中村修二氏 文学賞では村上春樹氏の期待が懸かっていたが いずれも欧米の人がもらうことになった 私見としては ノーベル賞は順番待ちで 日本人の学者 文学者にはまだその順番が来なかったという感想である
ノーベル平和賞には3人の女性が選ばれた これは妥当だと思っている 元来女性は平和主義だと思っているからである
NHKなどで放映している動物の番組を見ていると オスは闘争して他のオスに勝たなければメスを獲得できず 自分の子孫を残すことができない そのためには命を懸けて戦っている
人類が 類人猿から人になるまで長い歴史の中で オス(男性)は常に闘争を強いられていて 男性の闘争心はそのときからDNAに刻みこもれたものである
NHKの大河ドラマ ”江“が そろそろ終わりに近づいている 江は常に戦いを憎み 好戦的な男性たちを戒めて 戦いを避けるように行動する平和主義者として描かれている 小説と言ってしまえばそれまでだが 戦国の世とはいえ いや戦国時代であったから 厭戦平和の心情となったのはうなずけるのである
女性の平和運動家や左翼運動家は良く見かけるが 女性の右翼運動家はあまりみかけない これも1つの女性の平和主義の現れであろう