ベビーパウダー

今日はやっと涼しくなったが 今年の夏は本当に暑かった 猛暑日という30度を超える日が71日もあって 昨日も東京は32.7度  しかも 36度とか37度とか 体温とほぼ同じ温度のことが 何回もあった 
ガソリンエンジンディーゼルエンジンなどの熱機関といわれているものは 機械が動くためには絶えず廃熱しなければならない 人間の体も1種の熱機関で 体が動いて 生活して行くためには 廃熱をしなければならい 体から出る熱を外に出すには 外気の温度が体温より低い必要がある もし外気の温度が体温より高いと 廃熱どころか 外気から熱が体内に入ってきてしまい 体がもっと熱くなり 死んでしまうこともある しかし多くの人が死なないのは 汗を出して 汗が蒸発するときの気化熱を体から奪い 体はそれにより体温上昇を防いでいる 外気が1日中高いと 汗が1日中出ていることになる この汗で 始終ぬれている状態は べとべとして大変気持ちが悪い
赤ちゃんなども かなり汗っかきで 絶えず汗をかいていると それが刺激となりあせもなどが出来る それを防ぐのがベビーパウダーで ベビーパウダーは昔はテンカフンとかアセシラズとかいい前からあったものである その粉で肌をまぶすとサラサラと汗がなくなる感じである ここで疑問が生じた パウダーで汗腺を塞ぐと 汗が出にくくなり 赤ちゃんの体温が上がってしまうのではないか?
日曜に教会に行ったとき 複数の赤ちゃんを育てた主婦がいるので この疑問をぶつけて見た 汗腺は塞がることはなく パウダーを介して汗が出るので問題は無い というような答えだったと思う(私は耳が悪く 彼女の答え通りでないのかも知れないが)
ということは Tシャツを着ていると Tシャツを通して汗が出て 裸のときのようなべとべと した感じがなくなるのと同じ原理なのだろう つまりパウダーは薄い薄いTシャツなのだ