さくら(2)

kutuzawa2010-04-10

サクラはつぼみをつけ 咲きそうな感じであった そんなとき公園を歩いていると 小さなサクラの小枝が道に転がっている おそらく小鳥により食いちぎられたものだろう 小鳥は花の蜜をねらって花を突くが 強引なので花が落ちてしまう 自然の落花は花びらが落ちるのだが 小鳥による落花は 花びらが揃って 全体的に落ちているので見分けがつく これを拾って 茶碗の中に少し水を入れて開花するのかどうか監察することにした
少し不十分であるが ほぼ開花した 面白いことに その開花時は 外の元のサクラと大体同じであった




つぼみが開いて 開花するのはこれを見ると 根からの指令でないことがわかる 根は主に水分の補給をやっているだけのようである 開花する情報は つぼみそのものに備えられているようである
今年は外の気温が低く つぼみから開花までの時間が長かった その長い時間とほぼ同じように室内のサクラが開花したのは不思議であるが 室内は光が不足なので外のサクラと同時になったのかと思う テレパシーのようなもので外の元のサクラとつながっているとはとても思えない