少年犯罪

ある偉い人が言ったことであるが 自分の息子をだめにするには 息子のほしいと言っているものをすべて買ってあげるとよい もちろん娘も同様である
このことから 昔 よく言われたことであるが 大金持ちの息子はどうも馬鹿息子が多い という言葉が生まれたのだろう もちろん 例外があるし 現代に当てはまるか不確かである でも 幼いころから 自分の意のままになると言う意識が植え付けられると 将来に支障をきたすことは考えられる このことは昔からの言い伝えであるが 考えてみると  昔の金持ちは それほどいなかった だからその息子が馬鹿息子でも 世間としてはあまり影響をうけなかった ところが現代では その昔の金持ちぐらいの人は ざらである 現代のごく普通の人が昔の金持ちと同じ生活をしている しかも 1人っ子など子供は少なく 両親としては この子にはほしいものを与えることが愛情と考える人も多いのではないかと思う 少年犯罪の増加は こういう状況も一役買っているのではないかと思う
最近社会構造が変化して 生活の苦しい家庭が増えたことは事実だと思うが それでも私が過去に過ごしてきた社会と比べると 現代は格段にいい生活をしていると思うのである