サラダ化

テレビをそれとなく見ていたら 最近の不況で ホームレスになった若いカップルが 即席麺を食べていた 彼らは麺に モヤシを買ってきて麺に入れてたべていた 少しでも麺の量を増やすのだと 彼らは説明していた モヤシは温かい麺に入れてもほとんど生である 生のままでも食べられるのであろうか?と思い モヤシを買ったとき 生でたべてみた モヤシとは こんなにも水が多いのかとびっくりするくらい水が多く 噛むと たくさんの水が出てくる 少し生豆のような味がするが たべられることがわかった 気にしなければサラダに入れてもよいかもしれない
このことはさておき 最近の野菜は サラダで 食べられるようになっているものが多いと気が付いた ほうれん草は 昔はゆでて おひたしにして食べた 生のままでは えぐい味がした ところが最近の ほうれん草は 品種にもよると思いますが 生で食べても えぐくもなく 土臭くもない そのままサラダにできる
水菜というのは 広辞苑をひくと 塩漬けにしたり 煮たりしてたべると書いてある ところが これは今では サラダの材料となっている
白菜も漬物にしたり 煮たり キムチにしたりするものと思っていたら 生のままでも食べられてサラダに使える
このように 既成の煮る または 漬ける野菜が サラダに使えるようになってきた このように 漠然とではあるが 野菜の “サラダ 化” が始まっているように感ている