紅葉と草

街を歩いているとき 周囲の風景を見ながら歩けば 精神衛生上かなりの効果があると どこかのテレビで申していた そんなことを考えながら歩いていると 街の木々の紅葉はすでに終わりに近くなっているのを感じる 道路わきには雑草も 勢いがなくなり 茶色く枯れかかっていた そのとき 変な疑問を生じた 一般的にいって 木々には紅葉があるのに 草にはないのである これはどうしたことか 
前に紅葉について書いたことを思い出してみた 
そして 紅葉は 枝と葉の間に 離層という 葉で作った栄養を枝に運ぶ道を 遮断する膜ができて 葉に栄養分(糖分)が残される この残された栄養分が色素を作り紅葉となる
だから 紅葉するためには枝と葉が必要となる 草には枝がない そのために 草の葉には色素ができる糖分がたまることができない それで ただ枯れて行くばかりなのであろう と考えました
http://d.hatena.ne.jp/kutuzawa/20061203