ペットボトル

kutuzawa2008-01-10

金銭的にはほとんど価値がないのに 大変役に立っているものがある 電気湯沸しポットに水を補給するのに使っている ペットボトルである ボトルのラベルから1997年のものである事がわかった もう10年も使っているがびくともしない 少し汚れているのは ボトルの罪ではない こうなると このペットボトルをいつまでも使っていこうと言う気になる
ソ連崩壊の後でロシア人が北海道に飲み物を買いにきたそうである 彼らの目的は飲み物ではなく容器のペットボトルだったそうである それだけビンとしてのペットボトルは優秀なのである 割れない 軽い 朽ちない 昔 これがあれば 確実に信長でも秀吉でも家宝にするであろう
しかし ペットボトルはどこにでもある 今はやりの言葉で言えばユビキタスな存在なのだ しかも ありすぎて困っている テレビで ペットボトルをなどのリサイクル業者が リサイクルの費用をもらっておきながら ひそかに産廃として捨てている事を報じていた これだけ優秀のものがむざむざ捨てられている事は 残念に感じている
余り物に値なし と言うことわざがある 昔でも 米が取れすぎたときは 値崩れを恐れて米を海に捨てたそうである  フランスでは取れ過ぎたワインを川に流している事をNHKのクローズアップ現代が報じていた 何とかならなかったのかと思う