流水算

前の前のブログの年齢算へのコメントに Nearbridge氏から他の文章題として いろいろと挙げていただきました その中に流水算がありました
問題の例は 多分 以下のようなものだと思う
水の流れがないとき6m/秒 で移動できる船がある 川の流れが 2m/秒 のとき
この船で 川上のA点から800mの川下の点Bに行く時間を求めよ
速度は船の速さに流れの速さが加算されて 6+2=8m/秒
∴ 800÷8=100秒
次に川下のBからAに行く時間はいくらか
速度は船と流れが逆だから 6−2=4m/秒
∴ 800÷4=200秒
この問題では 速さが 足したり ひいたりできる
ところが常識では わからないものがある それは光の速さだ 光の速さは30万km/秒である 今20万km/秒の宇宙船に乗っているとして そこから前方にピカット懐中電灯を光らす 光の速さは 宇宙船の速さに 光自身の速さが加算されて 
20+30=50万km/秒 
後方にピカッと 照らすと 30−20=10万km/秒  しかしこうはならない 相対性理論によると 光の速さは30万km/秒のままである
光の速さはどんなときでも変わらず30万km/秒というのが相対性理論の結論である
だから相対性理論光速度不変の法則とも言える
光の速さが絶対 変わらないために 変わりに 時間や空間の長さを見る人にとって 変わるものとして 取り扱う必要に迫られた これが相対性理論の理解を難しくしてい