霜柱2

前に地中まで凍ってしまうと 水分の補給がなくなってしまうので 霜柱ができないと書いたが 今朝見ると 真上に帽子のような土をかぶって 成長している霜柱を見た これは地表より 少し下の方に 0度の境界線(上が0度以下 下が0度以上)ができていることを示す 急に温度が下がると 地表はすぐ0度以下になり 少し下に境界線ができる ここで水分が凍り またその下から水分を次から次と補給されて 土の帽子をかぶった霜柱が出来上がる 夜の間 寒さが進行して 0度の境界線がさらに下に動いてしまうことはないのであろうか 境界線が動くと そこにある土なども混じり きれいな霜柱ができないのではないか ここからは 想像したものであるが 水が氷になるときの凝固熱を発生する この熱により0度の境界線は定位置を保つことができるので 安定した霜柱ができるのではないかと思った
参考(1グラムの氷が解けるには80カロリーの熱が必要 逆に1グラムの水が凍ると80カロリーの熱を出す)

 2005年12月28日