タバコ屋


♫ 向こう横丁のタバコ屋の
可愛いい看板娘
歳は18 番茶も出花 可愛じゃないか

昔 岸井明という 今の石ちゃんに似た太ったタレントが歌った 流行歌である
タバコ屋さんには サラリーマンたちが可愛い看板娘がいるとそれを目当てにしてよく買いに来ることがあったのだ 今は看板おばさんがタバコを売っている 勤勉な人で年中無休で勤めている
今はタバコは健康を損ねるという世界的な風潮で タバコ屋さんは少なくなっている だから写真のようなタバコ屋さんは今や希少な存在なのだ タバコ飲みにとっては砂漠のオアシス的存在なのだろう しばし店の前に佇んで それはうまそうに煙をくゆらしている
新橋や渋谷の広場では 狭く仕切られた空間がスモーキングエリアで大勢のスモーカーたちが煙を出している なんとその数の多いのには驚く そんな苦労して世間を憚って喫煙するくらいならやめたほうがいいのはわかってるがやめられないのでろう オリンピックの開催地として世界からの目は それでも日本は禁煙に対して甘すぎると大きな圧力がかかっている 政府も受動喫煙防止条例を強化せざるを得なくなった
私はタバコ飲みではないが タバコ飲みには同情するところもある タバコは体には悪いが 精神的には美味しいものを食べたのと同様に満足感や安定感を得られるのではないかと思う 精神的に悩んでうつ病になるくらいなら一瞬の安定感を得られるタバコは許されたもいいと思うのだが?
いつのまにかタバコは悪者にされてしまった 映画の中で ハンフリーボガード や ジャンギャバン なとがタバコを吸う格好の良さはもう見られない