拉致問題

最近のニュースで最も驚いたのは 北朝鮮の豹変だろう 何回となく繰り返す大小ミサイルの発射 核弾頭などの製作 ところがこれをぴたりと止めて 朝鮮半島の非核化に乗り出すという 今まで自国民を飢えさせてまで使った巨万の富は一体どんな意味を持つのだろう
それはそうとして北朝鮮が柔軟化したのはいいことだ ただ北朝鮮が今までのような裏切りを行わなければの話であるが 日本の拉致された家族は千載一遇の機会と解釈しているが どうも不確実な感じがしてならない そもそも拉致に関してはわからないことだらけだ 
大体何のために拉致が行われたのか スパイの養成など説があるが 理由がつまらなすぎる そのため北朝鮮は犯罪国家 ならず者国家などの汚名を受けることになる そして一部の拉致家族は帰ってきたが それ以後すでに解決済みという態度をとり 日本の要請にはいっさい答えていない
素人考えを述べると 拉致した人を返すということは 物理的には大変たやすいことだ 飛行機に乗せて移動させればいい こんなたやすいことを頑として拒否するにはそれなりの理由があるのだろう それは何なのだろう 全くの想像であるが もしその人を日本に帰したときに なにか驚天動地の事実があからさまになるためというのが一つの説だが このインターネットで世界がつながっている現在 一国を揺るがすような国の秘密を隠しおおせるのは至難の業だと思う では一体何があるというのだろう テレビの解説者の話を聞いても明快に説明されていると思えない 結局不可解で世にも不思議な物語なのだ
米朝会談ののち 北朝鮮は 早速 日本はありもしない事実を主張して 南北和解と非核化を妨害していると言い出した 
帰らぬ息子を待ちわびて何年もの間 岸壁に立っていた母の話は有名だが 拉致家族のみなさんも同様であろう しかし摩訶不思議の国北朝鮮の解明がない限り 拉致された全員が返ってくることは悲願であるが 悲観的になってしまうのだ