鉛筆(5)硬度


選挙の投票所にゆくと候補者の記名用のブースがあって 鉛筆が置いてある この鉛筆が優秀なのである 濃くはっきりと書ける おそらく小学校低学年で使うカキカタ鉛筆と似たようなものであろう ただし鉛筆の宣伝にならないように無印になっている
写真の鉛筆は日本の鉛筆 三菱のBOXYという四角の鉛筆である 硬度はHB 
次のものは 英国の鉛筆 Made in Britain Rexel Cumberland 硬度は 2B
次は 米国のもので USA Bonded  Velvet 硬度は2 とあり更にHBと記されている
アメリカでは 硬度2 は HBに当たることがわかる では硬度1はというとこれがBに当たるという そして3はH 順序が逆でどうもおかしい アメリカ人は鉛筆の硬さなどあまり気にしないらしい
使ってみて感じたのであるが 欧米の鉛筆は日本の鉛筆にくらべると同じHBのものにしても薄く書ける つまり欧米の鉛筆HBは日本のHに相当する感じである
これは 硬い鉛筆でも強く書けば濃くなる もしかしたら欧米人の筆圧は日本人より強いのかもしれない もう一つ 字の問題がある 漢字を含む日本語は細かな字を弱い筆圧でもはっきり書く必要があるからだろうと考えてみた