悪夢

深い眠りのときは 夢を見ない 浅い眠りのときに夢を見るといわれている ということは 眠りバナ や 寝覚めようとしているとき すなわち眠りが不安定になっているときに脳の1部が働いているために夢になって現れるのであろう
私の時々見る夢である傾向があるのがわかっている どうも夢は意地悪なのである よく見るパターンは ある目的地に行こうとするのであるが それが いつまで経っても上りの無い双六のようにどうしても行けないのである またあるときは Aの場所から何かで 一時はなれる 戻るつもりで Aに着こうとするのであるが それが杳として分からなくなるのである あせって どうしよう どうしよう と思いながらAに着くことは無く目が覚めるというものである 
最近見た夢は  老いた母を保護してある集会に行く 集会場は大変混んでいて雑然としたところであった ふと気がつくとつれていた母の姿が無い 慌てて会場内を探すのだが 何処にもいない 集会場の隣にも部屋があり ガラス越しに見ると そこは中学校の柔道場のような畳敷きの大きな部屋で 真ん中に母が1人 文机のようものの前の座り何か仕事をしている アッといって部屋の入り口を探すのだが入り口が見つからないのだ 裏に回って探しているうち迷路のようなところ迷い込む 
これらの夢に共通しているのは あせりと不安である 何かがトラウマになっているらしい なんだろう 強いてこれが原因ではないかと思い出すのは 子供のときに迷子になったときがある 迷子になったときは その場にじっとしていれば親が捜しやすいのに 私はあわてて探しに動いてしまった このときの恐ろしさは普段あまり意識していないが 脳のコントロールがゆるくなったとき 深層から這い出してくるのではないかと思っている