昨年は

休暇のために人通りが少なく 静かなお正月が終わると 街はいつものような喧騒を取り戻して 自動車 自転車が盛んに行き交うようになった 2019年が始動したのだ 
私も杖を2本使い 四足獣のようにして歩き始めた ゆっくりとヨボヨボと気を付けて歩く 他の歩行者を見ると どの歩行者もよりも私が年齢が上だと気付く 私が自覚しているよりよっぽどヨボヨボで頼りなく見えるのであろう 行き交う人が時々声をかけてくれる 気を付けて ありがとうございますと私
さてテレビなどの解説者によると2019年はいろいろなものが変わる変革の年だという それは 去年だって大きく変化した年だったと思う トランプ大統領アメリカ第一主義によって世界がかき回された ヨーロッパに目を向けるとEUは不安定になり いまイギリスのEU離脱騒ぎでEUそのものが崩壊の危機にあるという
どうしてこのようになってしまったのかと不安定要因のそもそもの原因は何だったのかと考えてみると 膨大な難民の流入という大きな影響が底流にあると思う
アメリカのトランプ大統領が選出されたり EUがうまくゆかなくなってしまったのは 大量の難民が押し寄せてこなかったら なかったのではないかと思う
日本は少子高齢化で苦しんでいる 他の先進国家と言われている国も同様らしい それと反対に発展途上国では子供の数がどんどん増えてゆく 例えばアフリカの出生率は6以上だとう つまり一人の女性の生む子供の数が6人以上だという
物の話であると 足りない国に余っている国から物が流れれば平均化して問題をやわらげることができる
ところが問題は 人権という厳然たる不可侵の大義名分を持った人間の話である 流入を止めるか うけいれるかで意見が激しく分かれ2分されて争いが起こる 事実アメリカは2分されてしまっているいるという
人口が絶えず増える国と減ってゆく国がある限り長く続き悩ましい問題である