いすとベゴニア


今年の夏は猛烈の暑さが続いていたと思っていたら 今度は連日の雨 この雨の日は足腰が弱ってきた私にとっては辛い日である 公園には私の通る道の間に都合がよくベンチや腰掛けがしつらえてある その他 道と公園を仕切る太い鉄棒は腰をかけて休むには適当な高さになっている 何回か休みながら歩いているのだ だが雨の日は ベンチや鉄棒は濡れているので腰をかけて休むことができない それで何回か杖に体重を託して立ち止まり休むのだが不十分なので大変疲れる
写真は雨に濡れた腰掛けと花壇のベゴニアである ベゴニアが雨を受けてやけに元気に咲いている
昔 なんかの雑誌に 雨の遊園地の詩 が出ていたのを思い出す ブランコも滑り台もメリーゴランドも人はいなくてひっそと私一人が佇んでいるという 趣旨の詩であったと思う 見ると 私の他には誰も歩いたいなかった