オリンパス(2)


私は現役時代 ずーっと渋谷の八幡通りというところに住んでいた 近所に並木橋陸橋があり 下を山手線が通っていた 並木橋から眺めるとオリンパス光学の工場が斜め前に見えた オリンパスがまだ小さくカメラを主に造っていたときの話しである 
日本史のK先生はオリンパスのカメラがすきで長く使用していた K先生は良いものを長く使い込む人であったので オリンパスカメラはいいものであったのだろう 
わたくしはペンタックス方が好きであったが オリンパスのカメラも好きであった 写真の左側がオリンパスペンFという当時最もよく売れて名機と言われたカメラの1つである ハーフサイズといって普通の35mmフィルムのサイズの半分のサイズで 35mmフィルムは36枚撮りであったから72枚も撮れた フィルムが高くて貴重な時代は人気があったのだろう しかし72枚撮りきらないと無駄が出てしまうので 72枚も写すのは大変であった Nearbridge氏もこのカメラの愛用者であったと記憶している
右は私が最初に買ったデジカメである 今のデジカメと比べるとかなり大きい 画素数も130万画素と 今のケータイやスマホに付いているカメラより少ない まして いまのデジカメの1000万画素1200万画素には到底及ばないが しかし これで写した写真はL版や2L版の場合 きれいで遜色ない 特にBlogなどに貼り付けるには充分である 下の箱はこのデジカメがはいっていたものである
このようなわけで 私がオリンパスの事件を残念に思い同情的なのはこのような歴史があるからある