イヌマキ


緑道公園は管理人や多くのボランティアーによって1年中何らかの花が咲いている おかげで このブログは これらの花の写真を発表して 大変お世話になっている でも毎年のことであるから 大体の花の紹介はしてしまった こんなとき 今まで注意していなかった垣根を見た イヌマキ(犬槙) という針葉樹の生垣であることが分かった よく見ると実がなっていた 実のなっていない木が大部分で 実のなっている木はほんの少しである これはどうしてか調べてゆくと 雄の木 と雌の木があり ほとんどが雄の木であり 少しの雌の木が混ざっているらしい 実は奇妙な形で 2重になっている 果床といわれている赤(または黒)の部分に 硬い本当の緑色の実がなっている
赤い果床の部分は食べられるとある 1つ つまんでたべて見た 甘くないゼリーの菓子のような味酸味が無く あまりおいしいものではなかった 硬い実の方は歯が壊れそうに硬いので味を見るのを止めておいた おいしいことは無さそうである 
普通果物は実が甘くておいしいのに これは果床にその役目をやらせている おそらく鳥が 果床といっしょに 実も運んでくれることを狙ったものだろう 考えて見ると実の中に大き目の種をいれた普通の果物の形をとるとかなり大きなものになってしまう このスタイルは小さな鳥でも運べるようにした かなり頭のいい果実かもしれない